【歴史描写の参考になる時代別映画集】フランス(18世紀・ルイ16世)『マリー・アントワネット』あらすじとネタバレ感想・レビュー

『マリー・アントワネットに別れをつげて』とは

フランスの悲劇の女王マリー・アントワネット!

絢爛煌びやかなフランス王室を舞台に繰り広げられる映像美!

『マリー・アントワネット』の解説・概要

製作年 :2006

製作国 :アメリカ合衆国

上映時間:122分

ジャンル:歴史、ドラマ

監督  :ソフィア・コッポラ

キャスト:キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、ジュディ・デイヴィス

創作の参考ポイント

ドラマ:★★★★☆

サプライズ:★★★★☆

再現度:★★★★☆

『マリー・アントワネット』のあらすじ

18世紀ルネッサンス時代のフランス。オーストリアとの同盟強化のため、ハスクブルク家からマリー・アントワネットはフランス王室に嫁ぐ。ルイ16世の即位に伴い、盛大な挙式を上げる二人だったが、それまで面識もなく、新婚早々、冷めた関係に陥ります。

フランスの豪華な服や装飾品を纏ったマリー・アントワネットは、王室内ではよそ者扱いをされ、期待されていた妊娠がルイ16世の不妊により、陰口や噂を建てられるようになる。

次第に、王室での生活に嫌気が差してきた若き王妃マリー・アントワネットは、貴族の友人らと共にストレス発散のため、パーティやギャンブル、買い物へと楽しみを見出していきます。

そんな結婚生活の中、ある仮面舞踏会でスウェーデンの名門貴族フェルセン伯爵と出会い、娘を身籠もり、宮殿の離宮で生活するようになります。

一方、フランスでは独立戦争が激化し、民衆の王宮への不満は最高潮に達し暴動へと発展してしまう。

『マリー・アントワネット』のネタバレ感想・レビュー

ヨーロッパの王室同士の関係や世界情勢などから、若くして大国フランスに嫁いだマリー・アントワネットの運命的な出来事や、当時のフランス王室の絢爛豪華な生活ぶりなどが垣間見れる映画として、とても見応えのあるストーリー展開です。ルイ16世との冷え切った結婚生活をよそに、一人シングルマザーとして娘を育てようとする一人の女性としての主人公の姿と、それに反しでフランスの情勢悪化により、追い込まれていく光景は当時の歴史的な背景が分かりやすく映し出されています。

◆おすすめ度

★★★★☆

『マリー・アントワネット』の裏話、作成秘話、豆知識

アメリカの女性監督としても名高いソフィア・コッポラ監督の代表作でもあり、初監督を務めた映画で主演を演じたアメリカの女優キルスティン・ダンストを再起用しています。

また、サウンドトラックではフランスのバンドPHOENIXのボーカルを勤めている、監督の夫トーマス・マーズです。

本作では、当時のフランス王室の豪華さを再現した衣装にも注目が集まり、イタリアの映画衣装デザイナーの協力により、第79回アカデミー賞衣装デザイン受賞を獲得しています。

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