【歴史描写の参考になる時代別映画集】フランス(18世紀・ルイ16世)『マリー・アントワネットに別れをつげて』あらすじとネタバレ感想・レビュー

『マリー・アントワネットに別れをつげて』とは

フランスの文学賞を受賞した原作 VS フランスのセガール賞受賞映画

悲劇の王妃マリー・アントワネットを最後まで支えていた朗読係とは!

『マリー・アントワネットに別れをつげて』の解説・概要

『マリー・アントワネットに別れをつげて』の解説・概要

製作年 :2012

製作国 :フランス・スペイン合作

上映時間:100分

ジャンル:歴史、ドラマ

監督  :ブノワ・ジャコ

キャスト:レア・セドュ、ダイアン・クルーガー、ヴィルジニー・ルドワイヤン

創作の参考ポイント

豪華さ:★★★★☆

ドラマ:★★★★★

構成:★★★★☆

『マリー・アントワネットに別れをつげて』のあらすじ

オーストリアからフランス王室に嫁いだマリー・アントワネットには、身の回りのお世話をする使用人が何人もいる中、その中でもフランス語も教える朗読係シドニーは、王妃マリー・アントワネットの身近な存在として親っていました。地味な存在でありながら、華やかな王妃の側で朗読をする仕事に敬愛をも感じていたシドニーは、フランス革命をきっかけに、王室内の混乱を目の当たりにします。

そして、混乱する王族や貴族、マリー・アントワネットの友人でもあるポリニャック夫人から宮殿から逃げるよう助言を受けるが、王妃は自ら責任を感じ宮殿に留まる決意をします。

マリー・アントワネットの指示で、シドニーにポリニャック夫人の衣服を纏わせ、宮殿から脱出されるが、身寄りのなりシドニーは、最後まで王妃を思い続けるのであった。

『マリー・アントワネットに別れをつげて』のネタバレ感想・レビュー

フランス貴族の妻でもあるポリニャック夫人は、王室内でもマリー・アントワネットの立ち振る舞いを世話をする賢い女性でもあり、王妃を陰で支える朗読係のシドニーの身を案じていた存在に注目です。

フランス革命後の激動の最中、混乱に陥った王室内でも常に冷静で、二人の身を考えていましたが、最終的には二人がたどった運命は思わぬ方向へと進んでしまいます。

王室内での当時の女性同士の関係や、階級社会を思わす時代背景にどこか現代にも通じる女同士の友情やしがらみ、感情が入り交わったストーリーです。

◆おすすめ度

★★★★★

『マリー・アントワネットに別れをつげて』の裏話、作成秘話、豆知識

本作は公開後、各国際映画祭や映画批評家などから高評価を獲得し、多数の映画関連の賞を受賞している作品です。

主役マリー・アントワネットを演じたドイツ人の国際派女優ダイアン・クルーガーの流暢なフランス語と演技力には、フランス人共演者からの支持も厚く、高貴な貴族の雰囲気と堂々とした演出に適役だったと好評価を受けています。また、朗読係シドニーを演じたフランス人女優レア・セドュは、地味な役柄にも関わらず、存在感のある演技で主演女優賞にノミネートしました。

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