定番の怪物を理解する! ヴァンパイア映画特集「フロム・ダスク・ティル・ドーン」あらすじとネタバレ感想・レビュー!

クエンティン・タランティーノ製作によるホラーアクション。

アウトローの兄弟が逃げ込んだ先は吸血鬼の住処だった!

『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の解説・概要

製作年 :1996年

製作国 :アメリカ 

上映時間:108分

ジャンル:ホラー

監督  :ロバート・ロドリゲス

キャスト:ジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ、ハーヴェイ・カイテル、ジュリエット・ルイス

<ひとくちメモ>

怖くて楽しい、ホラーアクションの決定版。

豪華キャストがイキイキとクズ役を演じている。

<創作の参考ポイント>

登場人物大体クズ度:★★★★★

アクション楽しい度:★★★★★

キャストが豪華度:★★★★★

<あらすじ>

銀行強盗のゲッコー兄弟。

彼らはアメリカからメキシコに逃げようとしていた。

そんな矢先、牧師一家を見つけた兄弟は一家を人質にする。

彼らはナイトクラブ「フロム・ダスク・ティル・ドーン」で、協力者と出会おうとするが…。

そこは吸血鬼たちの住処だった!

<ネタバレ感想・レビュー>

ロバート・ロドリゲス監督・タランティーノ製作総指揮・脚本により作られた大人気吸血鬼ホラーアクション映画。

主人公のゲッコー兄弟はなんと後に「ER」でブレイクするジョージ・クルーニーと製作者のクエンティン・タランティーノが演じている。

こういった映画の場合、製作総指揮・脚本をした俳優の役柄はカッコつけたものになりがちだが、本作のタランティーノが演じるのはまさかのロリコン野郎であった。

イケメンで冷静なジョージ・クルーニー、バカでスケベで妄想癖がひどいロリコンのタランティーノというゲッコー兄弟のキャラクターはいい意味で区別されている。

ジャンル映画という位置づけであるが、本作はだからこそキャラクターを大事にしており、どのキャラクターも個性豊かなメンツばかりがそろっている。

本作を通じて学べることがあるとすれば、ジャンル作品は人間キャラこそ大事ということが学べるのではないだろうか。

<おすすめ度>

★★★★☆

<作成秘話・豆知識・見所など>

  1. 本作の特殊メイクを担当したトム・サヴィーニは世界一の特殊メイクマンで、なんとベトナム帰りという異色の経歴を持つ。ベトナム帰りでもトラウマになっているわけではなく、むしろ戦場の死体をみて特殊メイクの勉強ができるとウキウキした顔で語っている正真正銘の変態である。そんな彼は役者としても本作で参加しており、股間に銃を挟んだセックスマシーンというアウトロー役で出ている。
  2. 本作はよく、タランティーノ作品と勘違いされるが、監督はロバート・ロドリゲスである。

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