大ヒットはキャラクターが生み出す、ブームを起こした80‘sホラー!『ヘルレイザー』あらすじとネタバレ感想・レビュー!

クライブ・パーカー原作・監督の変態映画。

凄まじいグロテスク描写が売り。

『ヘル・レイザー』の解説・概要

製作年 :1987年

製作国 :アメリカ

上映時間:94分

ジャンル:ホラー

監督  :クライブ・パーカー

キャスト:アシュレイ・ローレンス、クレア・ヒギンズ、ショーン・チャップマン、ダグ・ブラッドレイ 

<ひとくちメモ>

変態100パーセント

常人には理解不能な世界を描いている

<創作の参考ポイント>

浮気母さん度 :★★★★★

ドロドロ度:★★★★★

変態度 :★★★☆

<あらすじ>

おじのフランクが行方不明になった家に越してきたカースティたち。

実はフランクは謎のボックスを開いたことで肉体がズタズタになっていた。

フランクと不倫関係にあったカースティの母は殺人を繰り返し、フランクをよみがえらせようとするが…。

そこへ4人の魔導士がやってくる。

ネタバレ感想・レビュー

クライブ・パーカー原作・監督で描かれた官能ホラー映画。

究極の苦痛は究極の快楽につながるという話だそうだ。

常人には理解ができませんね。

この話の祖筋を聞いて、なにかを思い出したあなたはカンがいい。

この映画はハムナプトラの元ネタになった「ミイラ再生」にかなり近い。

死者を蘇らせようとする悪役、そしてその悪役は何かのアイテムを欲しがっている。

実際に、クライブ・パーカーはジョージ・A・ロメロとともに「ミイラ再生」のリメイクに乗り出したが、ユニバーサルスタジオが拒絶したためその計画は破綻した。

実現していたら本作のような内容になったのではないだろうか。

本作の話題に戻ると、まあ、内容はドロドロしている。

主人公の母親は主人公の叔父と不倫関係で、この母親がとんでもない恋愛脳に振り回されているのだ。

恋する気持ちはわかるが、他人を巻き込んだら悪だよというメッセ―ジも本作ははらんでいるのだろう。

おすすめ度

★★★★

<作成秘話・豆知識・見所など

①本作で魔導士ピンヘッド役を演じたダグ・ブラッドレイは以降もシリーズの顔役として数作品に出演。

②本作の音楽を担当したクリストファー・ヤングは、このころはB級映画の音楽ばかりを担当し、1984年に公開された日本のゴジラである「ゴジラ(1984)」の海外再編集版で音楽を作っている。

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