大ヒットはキャラクターが生み出す、ブームを起こした80‘sホラー!『13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ』あらすじとネタバレ感想・レビュー!

ジェイソンがとうとう都会へやってくる。

ファンの間でも人気の高い名作。

『13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ』の解説・概要

製作年 :1989年

製作国 :アメリカ

上映時間:100分

ジャンル:ホラー

監督  :ロブ・ヘデン

キャスト:ジェンセン・ダジェット、スコット・リーヴス、バーバラ・ビンガム、ピーター・マーク・リッチマン

<ひとくちメモ>

もはや、ゴジラ。

ジェイソンNYを蹂躙する。

<創作の参考ポイント>

もう怪獣映画度  :★★★★★

善人も悪人皆殺し度:★★★★★

校長先生が役立たず度 :★★★☆

あらすじ

ジェイソンが超能力少女ティナによって抹殺された。

平和になったクリスタルレイクでは、地元のクリスタル高校の生徒たちが船を使いNYに修学旅行へ向かっていた。

だが、船の中には蘇ったジェイソンがいた。

ジェイソンは船の中で虐殺を起こし、NYへ逃げた生徒たちを追いかける。

今宵、摩天楼は殺戮の宴の舞台になるのだ。

ネタバレ感想・レビュー

大人気、13日の金曜日シリーズの8作目。

とうとう、ジェイソンはニューヨークを舞台に殺戮と破壊を繰り広げる。

前作からそうだが、もはやジェイソンはゴジラのような扱いをうけている。

そもそもタイトルの「ジェイソンNYへ」の時点でもうノリがゴジラの扱いになっているのであるが…。

本作ではジェイソンは圧倒的な死と破壊の象徴として描かれている。

善人も悪人もみな、ジェイソンの前で滅ぼされ殺されていく。

終盤にでてくるNYのギャングも、主人公にトラウマを植え付けた校長先生、そんな彼を利用しようとした性悪な生徒もみなジェイソンの手によって惨殺されていく。

まるでその姿は終末世界の化け物のようだ。

しかし、シリーズ特有の愛嬌も忘れていない。

不良少年グループに絡んだジェイソンは、怒ったグループのメンバーにマスクを脱ぎ、その下にあるズタボロの顔をみせびびらせるという1シーンがある。

ここは爆笑必至だろう。

本作は善人も悪人も人類より格上の存在に裁かれ滅ぼされるというストーリーを描きたい人にとってはお勧めの内容になっている。

おすすめ度

★★★★☆

作成秘話・豆知識・見どころ

①本作はパラマウント社配給シリーズ最後の作品となっている、それにふさわしい豪華な傑作である。

②本作の犠牲者役で出てくるケリー・フーは後にX-MENでレディ・デスストライクを演じていた。

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